・PFC-FDTM療法とは
再生医療のひとつで、人の持つ自己治癒力を活用した新しい療法です。
血小板は、血管が損傷したときその場所に集まって傷口を塞いで血を止めるとともに創傷治癒を促す成長因子も放出します。
その成長因子の濃縮物(PFC-FDTM)を患部に注射することで自己修復力を活性化させ、損傷部のより早い修復や、治りにくい組織の修復を促します。
自己血液から作製されたものを使うので、拒否反応や感染症のリスク、その他の副作用が少ないことも特徴の一つです。
・このような方にお勧めです
※PFC-FDTM療法適応外の方
・治療の流れ
1.問診・診察を行い、PFC-FDTM療法
が適応かどうか判断します。
2.厚生労働省許可の特定細胞加工物製
造施設に血液を輸送します。
血液検査を行い、問題がなければ
PFCーFDを作製します。
(約3週間かかります。)
3.患部にPFC-FDTMを注射します。
入院、手術は不要です。
・費用について
PFC-FDTM療法は自由診療のため、医療保険の対象ではありません。全額自己負担となり、下記の治療費を全額お支払いいただきます。
PFC-FDTM療法治療費:1回 165,000円(税込、自由診療)
※血液検査を行い、感染症(HIV、HBV、HCV、梅毒、HTLV-1)検査で陽性反応が出た方はPFC-FDTM療法を受けることができません。この場合、血液検査費用(15,000円(税込)のみご負担いただきます。予めご了承ください。
治療後の注意点
痛みを感じている間、安静にし過ぎてしまうと治療部位が硬くなり長期的な痛みの元になる恐れがあります。治療後、可能な限り継続的なリハビリテーションを行ってください。
注射当日の入浴は控えてください。注入部位は翌日から浴槽につけていただいて大丈夫です。
注入後、数日間は血流の良くなる活動(長時間の入浴、サウナ、運動、飲酒など)を行うことで治療に伴う痛みが強くなることがありますが、治療効果に差はありません。
関節は細菌に弱いので、注入部は清潔に保つように心がけてください。
治療効果には個人差があります。症状改善後もしばらく後、症状再燃する場合もあります。